社員紹介1
身近なものから
街を支えるものへ
生まれ変わらせる仕事。
製造部 第二製造課
津賀 紀良(ツガ ノリヨシ)
2012年度入社、茨城県出身。趣味は山登りと御朱印収集。週末は他部署のメンバーと山登りをするとともに、登山記録も兼ねて御朱印を頂きに麓や山頂にある神社を詣でる。
私が所属する第二製造課では、製品の製造過程の後半を担っています。
第一製造課で鋳造されたビレット(鉄の塊)を最終的な製品である異形棒鋼へ成型し、決められた長さへ切断して結束したのち、所定の置き場へ運ぶという業務です。
私はこれらの工程と品質の管理、設備保全を担当しています。製品製造の最後の工程なので、製品全体の品質を左右する業務。
一つの問題点が製品全体に影響を与えて大きな問題につながるので、常に品質を追求するよう心がけています。
スチール缶や車の部品など、日常の中で見たり使用したりしている鉄製品が役目を終えて鉄くずとして集められ、それらが目の前で異形棒鋼に生まれ変わります。
品質にこだわって世に送り出した製品を通じ、道路や建造物の基礎や骨格として目には見えないところで私たちの生活を支えていると感じる仕事です。
見つけた改善点や新しい取り組みに挑戦できる仕事。
これから新しいことに取り組んでいく機会が多いかもしれません。
工場ができて以来40年ほど使用してきた各種設備が更新のタイミングに差し掛かっています。
新たに導入もしくは更新した設備は、今まで培ってきた技術と異なるため若手も先輩も一緒にやり方を考えていく必要があります。
私の部署では以前、品質を安定させるために探傷装置を導入しましたが、はじめは設定がうまくいきませんでした。
それでも、現場の方々と試行錯誤しながら対応していくことで、より良い製品を提供できるようになりました。
さまざまな更新や改善策を行う場面では、はじめはなかなかうまくいかず苦労するかと思います。
それでも協力して続けていくことで、自分が考えたやり方が採用される機会が増えていくとやりがいにもつながると感じます。
一つのことを仲間と柔軟に取り組める方。きっとやりがいがあります。
工程によってやることは異なりますが、目的は異形棒鋼という製品を作ること。
一つのことを協力して、時に柔軟な発想で取り組んでいくタイプの方に向いている仕事だと思います。
「やりがいのある仕事」って何でしょう。やりたい仕事かもしれませんし、就職して実際に業務をしていく中で見つけたり気づいたりした仕事かもしれません。
方向性や分野が違うと感じる仕事でも、やっていく中で「やりがいのある仕事」が見つけられることもあると思います。
就職活動をされているみなさん、広い視野を持って頑張ってください。